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2010年春に林道「鎮南山線」を旅した。途中、林道から左に分岐する怪しい道を見つけたが、林道でもなさそうなので深入りはしなかった。2010年8月に、ひょんなことから旅する機会があったのでレポートといこう。 |
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分岐点にはいろいろ立て札が合った。主宰「風来坊」は姫岳方面から来た。林道「鎮南山線」は、分岐を直進して、鎮南山、山庵寺方向に進む。しかし、今回は分岐を走ってみることにした。 |
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以前来た時は、分岐まではダートで、分岐から舗装路が続いていた。今回、鎮南山線が舗装されていたので、分岐の感じがちょっと違った。 |
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春に来たときは「林道を整備しています」の看板が分岐点にあった。 |
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2010年の8月に訪れたときは、舗装も完了していた。ここからダートではなく舗装路となるようだ。今回は、分岐を走ろうと考えてきたので、林道「鎮南線」に別れを告げる。
林道「鎮南山線」へは ここから どうぞ。 |
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さあ、分岐だ。ここは林道ではないようである。 |
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分岐に入ったら、なにやらお墓のようなものが現れた。このあたりに住んでいる方のお墓だろうか。 |
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こわごわ近寄ると、臼杵市委託造林地とある。なんだ、びっくりである。ここは臼杵市が林野組合などに造林を委託した地域なのだ。 |
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道は夕日に照らされて美しい。実は、主宰「風来坊」は大分市に出張した帰りに、ちょっと臼杵市野津町から佐伯市に帰るのに鎮南山を越えるルートを選択したのだ。18時ぐらいまでに帰り着けばよいので、今、旅しているわけである。 |
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アスファルト舗装の道は走りやすい。一般国道502号に出るというのであれば、臼杵の石仏方面に下りるはずだ。標識もそうなっていた。では、臼杵ICから高速に乗ればいいのである。帰り道は決まった。楽しく走ることにしよう。 |
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ところどころコンクリート舗装になるが、対向車もなくスムーズな走りが楽しめる。穏やかなくだりの道である。 |
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だんだん、くだりの傾斜が増してきた。鎮南山線は尾根を走る林道である。そこから麓に下るわけだから、いつまでも緩やかなくだりでは困ってしまう。 |
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結構、急なくだり道である。山腹を下っているのが植生からもわかる。 |
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少し傾斜が緩やかになってきた。開けてきた様でもある。 |
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左に大きく曲がる。ヘアピンカーブである。そのカーブの奥になにやら建物が...。 |
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看板を見つけた。立石山とある。そして秋葉神社とも。 |
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神社の入り口あたりから眺めると山々が美しい。まだ、かなり高い所にいるのがわかる。このペースで行くと麓まで結構時間がかかるのではないだろうか。少々不安になる。時間がないので、秋葉神社に参拝するのは次に来たときにと、神社の方向に頭を下げて旅を続ける。 |
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さあ、くだりだ。かなりの傾斜で降下していく。 |
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右側は開けて実に気持ちがいい。どんどん降下する。 |
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このような景色が右側に広がる。実にいい景色だ。あの山々が連なる先に、佐伯市があるのだ。 |
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また、木々の間に入り込んでいく。おや?何か木に標識がくくりつけてある。拡大してみよう。まむしとは大分でよく見る毒蛇である。多発地帯とは...。くわばらくわばら。
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確かに踏み込んだら、まむしに遭遇しそうな藪である。早く抜けてしまおう。道路に出ていませんように(祈)。 |
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かなりの傾斜で降下していく。山肌に沿って降下していくようだ。まわりは木々に遮られて景色から位置を確認することは難しい。 |
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木々の中を走る。夕日が木々の間から漏れてくる様子はいい感じだ。 |
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杉の木の林だろうか。かなり広い林である。しばらく降下したら、やっと先が開けてきた。 |
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開けてはいるが、まわりは木々に覆われて見通しは悪い。しかし、低木が多くなった。植生が変わってきたようだ。もうすぐ麓だろうか。 |
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突然、建物が現れた。やっと人家に出たようだ。 |
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麓である。臼杵市のどこかに出たようだ。望月という地名が分岐にあった。このあたりは、望月地区なのだろうか。 |
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畑が広がる道を走る。 |
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消防機庫が現れる。第7分団2部とあるが、見当がつかない。 |
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T字路を右に曲がり走る。とりあえず佐伯市に近いほうを選択である。 |
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おや、この道の上を走る道路は?ああ、東九州道ではないか。 |
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高速の下をくぐり走ると、程なく高速道路の臼杵ICへの案内板が見えてきた。 |
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交差点に差し掛かる。これを右折である。 |
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東九州道臼杵ICの入り口である。今回は、林道「鎮南線」の分岐から、立石山、望月方面に下ってみた。林道表示は無かったので市道なのだろうが、なかなか眺めもよく快適な旅だった。さあ、佐伯市に帰ろう。のんびり一般国道10号を佐伯市に向けて走るのもいいが、鎮南山を越えて臼杵市から高速で帰るのもいいものである。XL250rパリ・ダカールをインターに向ける。あと20分ほどで会社に帰着報告ができそうだ。林道「鎮南山線 分岐」は以上である。 |