大分市九六位山系を走る林道「九六位線」。そこから分岐する林道「大迫線」を旅した。 |
大分市の東部に広がる九六位山。その尾根を走る林道「九六位線」。この林道からはふもとに向けて何本もの林道が広がっている。今回は、吉野地区へ伸びる林道「馬〆線」から分岐する林道「大迫線」を走ったのでレポートしたい。画像は、林道「九六位線」から分岐する林道「馬〆線」の入り口。 林道「九六位線」は ここから どうぞ。 林道「馬〆線」は ここから どうぞ。 |
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林道「馬〆線」はダート部分を持つ林道である。急な坂道になるとコンクリート舗装となるので、ダート部分も計算されてのことなのだろう。ブロックタイヤのオフロード車には優しい道だ。 | |
木々の間を縫うように走る林道「馬〆線」は見晴らしがよくない。時々4輪車が現れるので、ダートではあるが走りやすい部分を選んでいると正面衝突になりかねない。ちなみに、林道での事故は、普通の道でないためレスキューがすぐ来ることを期待してはならないと聞く。慎重に走る。 しばらく走ると左手に巻き込むように分岐が現れる。ガードレールが整備された道である。ガードレールの端に立っているのが、おなじみの林道表示である。 |
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林道「大迫線」である。幅員は3.6〜4.0m、延長は2504mの林道である。入り口はコーンでふさいでいるように見えるが、これは中央部に土が盛り上がっているのを警告しているものだろう。コーンの横からは進入が可能である。タイヤの跡もついているので通行可能と判断する。いっけーい。新しい林道である。旅の始まりである。。 |
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入り口のコーンに文字が書かれている。○○土建などの会社名だろうと思っていたら、大分市の耕地林業課の名前だった。直轄で工事をしているようだ。大分市の林道を走っていて初めて見た。 |
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道はなだらかに臼杵市の方に延びていく。もしかしたら臼杵市に繋がる林道だろうか。2キロほどの延長なので途中で道がなくなっている可能性も高い。林道の情報では行き止まりだったような気もする。 | |
画像ではなだらかな傾斜に見えるが、結構急である。林道「馬〆線」がダートなのに林道「大迫線」がコンクリート舗装なのは、傾斜が急だからであろう。路面には車の跡が残されている。よく見るとキャタピラの跡である。先で工事でもしているのだろうか。傾斜が急なのでバイクを止めることが難しい。 | |
道はさらに急になり続いていく。と、前方になにやら白い柱が見えてきた。もしかしたら林道表示だろうか。 | |
林道表示である。そばにはブルドーザーが置かれている。近寄ってみよう。これが先ほどのキャタピラの跡の主のようだ。 | |
林道「大迫線」終点である。急な林道であったが、全てがコンクリート舗装で走りやすい林道であった。ここで行き止まりかというと...。 | |
林道の終点から、新しいコンクリート橋を経て道が延びていく。ブルドーザーのキャタピラの跡が残っているし、道の端はブルで土を分けておいた跡が続いている。細い道をブルで広げようとしているかにも見える。もちろん、橋から先はダートである。 | |
どこの会社が工事をしているのだろう。ブルドーザーに近づいていく。 | |
なんと大分市役所 耕地林業課の名前が入っているではないか。 とすると、林道は延びる予定なのだろうか。 興味の残る林道となった。 林道「大迫線」は以上である。 |
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