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林道の旅人
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林道 夜明城線

大分市九六位山系に広がる林道「夜明城線」を徒歩で旅した。

林道「九六位線」を走る。軽快に九六位山の尾根を走るこの林道は、景色もよくすばらしい林道である。

林道「九六位線」は ここから どうぞ。
九六位線の途中で整備された駐車場が現れる。九六位森林公園である。ここから臼杵湾がはっきり見える。美しい。
駐車場の先に鎖で通れないようにされたコンクリートの道が現れる。遊歩道のようだ。しかし、林道表示がある。林道「夜明城線」である。
この林道は九六位森林公園の中を巡り、林道「九六位線」に再接続する。ここも鎖で進入できなくなっている。地図によると、林道「夜明城線」から奥のほうで分岐して林道「鮎帰線」につながるようだ。進入できないのが惜しまれる。
草に埋もれるようにして、ここにも林道表示と注意の看板が立てられていた。幅が4Mで長さが2463m。コンクリート舗装の林道である。ぜひ旅したいものである。
バイクにまたがったままぼんやり考える。車両は通れないが、徒歩ならどうだろう。問題ないはずだ。そうだ、せっかく佐伯市から大分市にやってきたのだ。あきらめてなるものか。奥の林道「鮎帰線」はともかく、目の前の林道「夜明城線」はつまんでおきたい。
駐車場にバイクを停める。鎖を迂回して徒歩で歩き始める。出口と入り口は分かっている。森林公園の中に広がる遊歩道みたいなものだろう。旅の始まりである。
道が急な坂になった。山の斜面をうねうねと下る。九六位山から斜面を麓に向かって下りているようだ。しまった。これは計算違いだ。しかし、かなり降りてきているのでここであきらめるわけにもいくまい。徒歩は健康によいのだ。完歩といこう。
ところどころで崩落している。鎖で遮断されているからだろうか。かなり古い崩落跡もある。見晴らしはあまりよくない。
かなり歩いたと思ったら、分岐に差し掛かった。ここが林道「鮎帰線」との分岐のようだ。分岐であれば、林道表示があるはずだが。
しかし、コンクリートからも草が生えるのは凄い。
在った。しかし草に埋もれてしまっている。
林道「鮎帰線」と読める。しかし、草が茂っていて足を踏み込むことを躊躇わせる。今日は、林道「夜明城線」のみの旅でいこう。草を掻き分けて進入するには、ちと装備が足りないのだ。画像では確認できないが、この林道表示に延長の記入はない。消されているようにも見える。もしかしたら長大な林道に育っているのかもしれない。

林道「鮎帰線」は ここから どうぞ。
分岐を右折して、林道「夜明城線」にもどる。ここもかなり草が侵略しているが徒歩なら問題はない。だが、バイクなら走りにくいだろう。
周りが開けた。臼杵の山々が見える。すがすがしい風景である。風も心地よい。だんだんのぼりになってくる。
いや、徒歩でののぼりはかなりきつい。体力の低下を痛感する。やはり、アンテナ柱を登るだけでは体力は落ちてしまうものだ。今日はいいトレーニングだ。気合を入れて足を進めよう。
かなりののぼりが続いたが、分岐が見えてきた。歩いたかんじからすると林道「九六位線」に行き着くころだ。
やっと林道「九六位線」が見えてきた。ああ、結構な旅だった。
林道の表示を確認する。ここまでが林道「夜明城線」である。高低はあるものの、バイクならかなり楽しめそうな道である。しかし、鎖で封鎖されているのでバイクでの進入は避けたいところである。林道「夜明城線」は以上である。


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