|
播磨谷林道を走るうちに左の分岐が現れる。 |
鳴水谷林道である。ここは場照山の登山口に繋がるルートでもある。場照山、主宰はガキの頃、この山を「ばしょうざん」と読んでいた。正式には「ばてるやま」だそうだ。体力を消耗して動けなくなることを「ばてる」というから、あえて「ばしょうざん」と読んでいたのかもしれない。早速走行といこう。 |
|
|
楽しく走行をと考えていた主宰の目の前に「一般通行禁止」の看板が現れた。第1項の文言どおりに判断すると入ることはできない。ううむ、どうしようか。第2項を読むと、許可なく入った場合の説明がある。つまり、「この林道に勝手に入って事故に遭ってもしらないよ」ということだ。勿論、林道は一般の道路ではない。何が起ころうと大分森林管理署に文句をつけるつもりはない。第2項が十分理解したということで...。 |
|
ダート林道である。大きな岩が林道予定地にあったのだろう。削り取って道にしてしまっている。土木技術の勝利である。 |
|
林道自体は平坦に続く。乗用車でも通行可能なダート林道だ。 |
|
だんだん林道は山の中に入って行く。 |
|
アスファルト舗装が始まった。ダートもよいが舗装路も悪くない。 |
|
おや、崩落だ。山肌は意外ともろいようだ。 |
|
またダートに戻る。路面が路肩の方にくずれているように見える。 |
路肩に車輪を持って行くと勢いで道を外れそうだ。このあたりは地盤が弱いのではないだろうか。 |
|
|
それにしても気持ちの良い林道だ。XR100モタードの極太タイヤがしっかりダートをとらえてくれる。意外とこのバイク、林道で使える。 |
|
ダートの表情が変わる。大きな石が顔を出し始める。2速で走っていると気にならないが、それ以上で走ると結構響く。速度は20キロ以下推奨である。 |
|
かなり登ってきたようだ。左が開ける。速度を控えめにしながらぽかぽかとした日差しを楽しむ。 |
しばらく走っていると、左に広場発見。立て札が立っている。ここが登山口なのだろうか。 |
|
|
登山客用の駐車場ではなさそうだ。 |
作業道のモデル林だそうだ。なるほど、ここは実験林ということらしい。しかし、ここなら車を駐車して登山しても大丈夫そうだ。 |
|
|
道は更に延びて行く。登山口らしきものは見当たらない。まだ先なのだろうか。 |
|
だんだん狭くなってきた。木々が迫っているようだ。 |
|
ん?崩落のようだ。 |
これは大きい崩落だ。しかし、なんとか道は通れるようだ。XR100モタードの踏破力に期待しよう。 |
|
ううむ。これはがれがれだ。しかし、極太タイヤならなんとかなるのではないだろうか。いっけーい。 |
|
ぐいぐい進めていると、ばらばらと石や土が落ちてきた。見上げると不安定な斜面が見えた。
いかん。こりゃ崩落する。
速度を上げて現場を離れよう。
XR100モタードは、このがれがれを越えることができた。素晴らしいバイクだ。 |
|
|
崩落を過ぎたら、道がいきなり悪くなった。枯れ草が林道の真ん中まで生えている。使われていないのだろうか。 |
|
枯れ草を過ぎると道はまた延びて行く。 |
材木が放置されている。まだ先に道は延びる。なんとなく狭くなっているようにも見える。 |
|
林の中に道は消えて行く。そろそろ登山口か。 |
|
あれ?材木で林道が塞がれている。どうやらここで林道は終わりらしい。 |
|
林道の真ん中に置かれている白い石は、ここまでという表示だろうか。登山口は発見できなかったが、鳴水谷林道は踏破できたようだ。さあ、もどろうか。 |
|