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林道の旅人
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谷線2 大分市

大分市の南西部にある林道 谷線を徒歩で攻略した。

大分市の東南部の戸次地区。林道「峠線」の先に、林道標識を見たという同業者さんの話を聞き、台風の近づいた2013年9月下旬にちょっと探索したら、林道標識を見つけることが出来た。
延長460m、幅員4.0mの林道「谷線」である。見つけたときは雨の夕方だったので、攻略をあきらめて、10月の某日に再度攻略することにした。XR100改で来ればよいのだが、今日も仕事の後だ。ここまでは会社の車だ。
知らない林道に4輪を持ち込むほどバカではない。行き止まり林道だったら、転回すらできないかもしれない。崩落があったら落としこんでしまうかもしれない。無理は出来ない。
まあ、見た目、歩くのに支障はなさそうだ。というわけで、歩くことにした。
道はすぐに張り出してきた木で邪魔をされる。頻繁に使われていないようだ。路面には轍があるので、廃道状態ではないようだ。のんびり歩みを進める。
見通しのきかない木々が両側から迫る。まさしく「谷」線である。
ガードレールは整備されているが、ひどく汚れている。心なしか幅員も狭くなってきているようだ。たぶん、この林道、行き止まりだ。
ううむ。これはひどい。そろそろ藪こぎの用意である。
藪を抜けたら明るい場所に出た。轍が残っていることは使われている林道だろうが、いまいち、不安だ。
さらに幅員が狭くなっていく。これは車で進入するのは無理ですな。
位置的には林道「峠線」に垂直に接続するような感じに延びている。ゆるやかなのぼりである。
さらに幅員は狭くなる。
水っけがでてきた。こんな水場には。いろんな生き物がいる。山ヒルの生息地だったら、尺取虫のように近づいてくるのだが。
急に幅員が広がる。ここから山の中に入っていくようだ。徒歩なので実測しているわけではないが、そろそろ500mぐらいになるだろうか。
ガードレールがここで終わっている。林道の先は???
妙なことになっている。がれきが林道にかぶさっているというか、林道がここで放置されているというか。
林道をさえぎるようにコンクリートの障壁のようなものが延びる。向こうにはこちらと同じようなコンクリートの障壁が続いているようだが...。道路がきれいに寸断されていること、コンクリートの障壁が下まで延びていること、ガードレールが、ここで終わっていることなどから、どうやら、この先に林道はないと考えられる。

結論である。ここが林道「峠線」の最終地点と判断しよう。どなたか、この奥まで攻略した方がいらっしゃったら、攻略の成果を教えていただければ幸いである。


追記 2013年10月13日。自己解決したしだい。

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