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林道の旅人
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林道 大内線(大分市)

大分市九六位山系にある林道「大内線」を走った。

 大分市の東部にそびえる九六位山。ここには多くの林道が走っている。大分市戸次地区から、林道「九六位線」に一気に上る林道「大内線」があるというので旅することにした。このエリアは佐伯市に帰る途中にあり走りやすい。県道38号の途中に標識が立っていると聞いた。延長1530m、幅員4.0mの林道である。
 舟本大橋への左の分岐を通り過ぎると右に林道「大内線」に至る地区の道が現れる。ちょうど画面の白い軽トラックのあたりを右折することになる。左は大野川の土手である。
 標識発見。丸い標識で「大内」とある。なるほど、ここから地域に入るらしい。
 拡大してみよう。これである。絶対迷うはずがない。道なりに進むことで九六位山に一気に駆け上がることができるという。

林道「九六位線」は ここから どうぞ。
 道なりに走ると橋が見えてくる。
 交差点は直進である。角には材木屋さんと自動販売機がある。目印と休憩にちょうどいい。
 川沿いに走る。ここはまだ林道ではなく地域の生活道路である。交通量は結構あるので速度を上げると思わぬ事故につながる。用心用心である。
 しばらく走ると家はなくなり山道となる。何箇所か分岐があるが、アスファルト塗装の道を選べば問題ない。と、両方アスファルトの道が現れた。
 分岐を右に行くと影平地区、左に行くと日平地区と九六位である。今回は左をチョイスする。日平と影平。意味の深そうな地名である。おそらく、日平は日当たりがよく、影平は日当たりが悪いのだろう。
 左の道を走っているとだんだん勾配が急になってきた。撮影しているところはバイクが止められるから撮影できているが、勾配が急になるとバイクを止めることができなくなる。かなり急な坂になる。
 走りながら撮影。勾配がお分かりいただけるだろうか。
 
 道がだんだん狭くなってきた。結構高度のあるところを走っている。
 しばらく走るとおなじみの林道標識が現れた。林道「大内線」である。もう景色は山上の景色である。まさしく山を駆け上がる林道である。林道標識はあるが、表示はない。多分、ここから始まるのだろう。
 さらに走ると右への分岐が見えてきた。なにやら白い林道表示も見える。
 分岐を覗き込む。この分岐は林道「影平線」である。

林道「影平線」は ここから どうぞ。
 さらに走ると立て札が見えてきた。手書きである。なんの表示だろう。
 拡大する。狭い林道「大内線」であるが、林業にはしっかり使われていた。木材搬出中につき注意である。
 いきなり視界が開けた。大分市のすばらしい眺めがそこにあった。ちょっと望遠モードにしてみよう。別府湾に浮かぶタンカーや工場群が鮮やかである。もうここは九六位山の尾根に近い。
 
 林道が大きな道に接続する。左に林道表示がある。これが林道「大内線」の始点であり、林道「九六位線」への接続である。県道21号線からアクセスするより格段に早い。しかし、格段にきつい勾配である。時計を見ると20分ちょっとで登ってきたことがわかる。撮影しながらなので実際は20分と考えていいだろう。大分市のバイク仲間の情報で走ってみたが、駆け上がるという表現がぴったりの道であった。

林道「九六位線」の分岐である。幅員は4.0mとのことであるが途中、狭小な部分があり実際の幅員は2mそこそこの部分があった。これでは一般車両が通るには難しいものがある。
走って分かる標識の意味である。大型車両というより3ナンバーの普通車は絶対無理と思う。林道「大内線」は以上である。



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