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林道の旅人
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林道 白谷線(臼杵市)2

轍はあるが古い。どうやら工事が終わったあと使われていないような気がする。
この林道の特徴は、木々が林道に張り出しているということだろうか。とにかくよくぶつかってくる。特に目に付くのが「野バラ」だ。これは、ぶつかると痛い。
道はかなりがれている。雨で柔らかい土が流れて溝が作られているという感じだ。ごろごろの石だけが残っているようだ。
作業林道が新しく設けられていた。伐採や搬出のための道だろうか。ブルで無造作に作られた作業道だ。作業後は木々の中に埋もれていく運命にある。
やはり通行がないようだ。路面に注意しながら張り出している木々の枝を掻き分ける。
林道は「へび」が卵を飲み込んだように広くなったり狭くなったりしながら続く。やはり路面は悪い。ダート好きには堪えられない路面だろう。
尾根を走る林道であるが、木々が茂っていて見通しは悪い。
速度が出せないが、夏の夕方は暮れるのが遅い。ヒグラシの声を楽しみながら進むことにしよう。
木々が途切れた。遠くの山々が見える。結構高いところにいるのが分かる。
がれた林道を楽しんでいたが、少々休憩といこう。少し広くなっているところにバイクを止めて、お茶を補給する。夕方とはいえ気温は高い。林道で熱中症など、冗談ではない。
雨水がうがった路面。画像ではあまり深さが分からないが、この「溝」は十分、ハンドルをとる。いかにこの溝をよけて走るか、腕が鳴るというものだ。
右側が川床になっていた林道。うかつに右側を走ると転倒モードだ。
ところどころ路面が整備されている部分が現れる。
しかし、すぐにダートに戻る。路面の状況に首をひねる。通行のあとがないのだ。
ダートがひどくなってきた。どのようにトレースしながら走るかが、転倒しない方法だ。結構深い溝である。
ところどころ平坦な道になる。こりゃ、結構楽しいかもしれない。草を掻き分けての爆走。いい感じである。
お?なんだろう。かなりの大きさの岩が無造作に落ちていた。
どうしたのだろうか。
これは大きな土砂崩れだ。枯れた木々といい、土が乾ききった岩といい、ちょっと時間がたっているような現場だ。大雨でも降れば、更に追加の土砂崩れがあるような、そんな現場だ。
これでは車は通行できない。なるほど道が荒れていたのはそういうことか。林道は使わなければ、草木が侵入を始めるのだ。さて、どうしようか。Uターンして元に戻ろうか。

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