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林道の旅人
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基幹作業道 米花ヶ岳線(佐伯市本匠)

基幹作業道なるものを攻略する。車両制限があるので、徒歩での攻略である。

佐伯市本匠米花山を走る林道 荒谷線を走る。1300mほどの舗装林道だ。
しばらく走るとダート林道になる。どうやら、ここは荒谷線の延長部分のようだ。既に1.5kmほど走っている。
分岐だ。右側に進路をとる。車の轍は右に向いているので、こっちが本線かと思ったらそうではないようだ。荒谷線は昭和52年に竣工した林道であるので、作業道や分岐がやたらとあるのだ。
しっかりしたダートだ。やはり、こちらが本線に見える。かなり使われているようだ。
12月に来た時は、途中で作業機械が作動中だった。まだ、この広場で終わりのようだ。
今回は、さらに奥に進む。
しばらく走ると何か標識が現れた。そばには林道標識らしいものもある。
お断りとある。どうやら、森林整備用の作業道らしい。公益財団法人 森林ネットおおいたという団体が事業主体のようだ。
基幹作業道 米花ヶ岳線という名称だ。ほう、初めて見る表現だ。作業道の中の高規格な道ということだろうか。延長600mとある。関係者以外の車両の通行禁止とある。

平成23年度に実施された、大分県林業再生路網整備事業により作られた作業道だ。お断りには平成24年2月とあるから、今年になってできたのだ。
ぐるっと回ってみると、佐伯市と書かれている部分に(公財)森林ネットおおいたとある。これは公益財団法人の主管であるということだ。
入り口の両側に設置された黄色い柱から鎖がのびている。しかし、進入できるように外されている。600mの作業道か。もう一度、標識をみる。「関係者以外の車両の通行禁止」か。なるほど車両はだめか。
車両での進入をあきらめ、ちょっと散歩させていただくことにする。600m×600mの散歩だ。伐採現場には燃えやすい木が散乱している。車で入り込むことは、山火事になるのだ。注意を最大限理解する。徒歩でもタバコなどは厳禁であることはいうまでもない。もちろん、主宰はタバコは吸わないのだが。

しばらく歩くとおなじみの土砂防止装置が現れた。硬質ゴムでできたこの装置は、土砂が流れ出さないように設けられたものだ。知り合いの業者さんは、この装置を「土砂ストッパー(単に、ストッパーとも)」と呼んでいた。トラックぐらいなら乗り越えていくという。作業道開設時に要所要所に設置しなければならないらしい。
山の斜面を切り取って作業道にしているのがわかる。むき出しの斜面が崩落しないのは、土木工事の妙なのだろう。
伐採した材木を枝打ちし、等間隔に切り落としているのがわかる。おそらくは、ハーベスタあたりが入って作業していたようにみえる。
作業道を作るときに邪魔になった木々を材木に加工しているようだ。とすると、終点にはハーベスタがありそうだ。
ところどころコンクリートで舗装がなされている。地盤がゆるいところをコンクリートで補っているようにも見える。
斜面が緩やかになってきたが、作業道はさらに延びる。
大きな岩が壁面に残る。しっかりと固定されているようだ。うまいものだ。
作業道は掘削のあともあらわに突然終わっていた。林業機械もなにもない。標識もない。まあ、作業道だからこんなかんじなのかもしれない。


さあ、散歩は終わりだ。戻ることにしよう。
基幹作業道 米花ヶ岳線は以上である。





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