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林道の旅人
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林道 戸屋平宇曽河内支線(佐伯市)崩落の跡


2012年7月30日。久しぶりの林道遊びをと思った主宰は、ふるさと林道「戸屋平宇曽河内線」を走っていた。
目的は、旧道である「林道 戸屋平宇曽河内支線」である。野津側から走ると楯ヶ城トンネルの右横に分岐がある。
かなり雨が続いた後だったので、崩落はあるだろうと思いながら支線林道に入ったのだが...。
林道の路面を大量の水が流れる異常事態の先には、とんでない景色が待ち受けていた。
見事な崩落である。
かなり上部から滑り落ちてきたのだろう。すごいことになっている。ここまでの崩落はかなりの費用がかかると見た。早く復旧が始まるといいと思った。

これが、2012年7月30日である。
2013年3月17日。掲示板の書き込みに触発されて、「その他林道 仲野線」を攻略した主宰は、接続する「林道 戸屋平宇曽河内支線」に降りようとしていた。舗装道路は林道なのだ。
あれほどのがれがれだった「その他林道 仲野線」が復旧しているのだから、「林道 戸屋平宇曽河内支線」も復旧しているに違いないという淡い期待もあってである。
少し走ると分岐が見えた。木が横倒しになったまま生えている。右は柵つきの私有地である。道なりに左に曲がる。
曲がったら林道標識が見える。

奥地林道 戸屋平宇曽河内支線と書かれている。この名称を佐伯市は使わない。臼杵市の林道名だ。
この位置が臼杵側の終点であり、佐伯側の終点である。つまり、佐伯市から臼杵市につながる「林道 戸屋平宇曽河内支線」はここで、明確に管轄を分けることになる。
佐伯側に入ったら、なんだか荒れている。どういうことだろうか。いやな気がする。
まあ、もともと旧道であるから、それほど通行があるわけでもない。このまま、楯ヶ城トンネル脇に出れば、湧水を汲んで帰ることができる。よし、今日は湧水でコーヒーを味わおう。
ん?前方の立ち木が斜めだ。なんとなく道にかぶさっているような気がするが...。
あ”−。崩落のままだった。見事に林道は崩落で遮断されている。これは困った。また仲野線を走るのは面白くない。何か手はないか...。
おや、崩落の脇になにやら空間が。


ははあ、林道を利用する人が道をつけたようだ。迂回路があれば、徒歩ならここを利用できる。徒歩で通行できるなら、バイクでも行くだろう。

よし、突破決行だ。いっけーい。
ゆっくりとXR100を進める。幅はなんとか行くようだ。
右の斜面は草が茂っているが崩落ではないようだ。しかし、路面が平坦ではない。枝が邪魔だ。ええい、藪こぎだー!突撃ー!!
見事な段差。石の向こうとこちらには10センチ以上の段差がある。歩きなら階段なのだろうが、バイクは階段を通らない。

しかし、馬力にものを言わせて...。うりゃー!!
よし攻略。しかし、この道を走ったバイクは主宰が初めてだろう。楽しくなる。時にはこんなハプニングもいいものだ。
あれ、前方に軽トラックが。通行するつもりでやってきたのだろうか。さすがに軽トラックは通らない。
かなり無理やりだが、なんとか脇道を通過した。
左側を見上げる。崩落からまったく何の補強もなされていないということは、この脇道もいつまで使えるか分からない。雨が降ったら2回目の崩落もありうるというものだ。
どこから出てきたか、分からないほどの崩落現場。こちらがわからアクセスするのは一苦労か。
XR100と比べると被害の度合いが分かるというものだ。
佐伯側は水っけが多いようだ。このままでは大雨が降れば、再崩落になるだろう。
少し離れて崩落現場を見る。やはり大規模だ。
こちらは崩落していないと思って進める。あの崩落現場を逆さに戻るのは遠慮したい。まあ、軽トラックが来ているということは通行できるということだ。
分岐発見。掲示板で「ふじ」さんが「石峠山山頂のアンテナ基地付近から林道のような道があり入ってみると、結構ハードで面白い道で1時間かけてふるさと林道の楯ヶ城トンネルまで辿り着きました。」と語っているのは、ここを降りてきたはず。実は、この道、確かに石峠山に通じているのだが、作業林道のようなつくりで、悪路この上なしである。まあ、本格的オフロードバイクを所有されている諸兄には、楽しい荒れ道かもしれない。
分岐に分岐が繰り返される部分があるので、迷わないように自己責任でどうぞ。途中、しっかり路面が固定されていない部分があるので、雨が降った後は十分注意を。路肩が思いっきり崩れる恐れあり。
左側の木につけられている、緑資源機構のマークが目印になるだろう。
この道を登ると、NTTのマイクロ波中継所に至る。画像の左側から登ってくることになる。
その後、左分岐から手前に出てくるわけだ。この後方に石峠無線中継所が現れるという次第。
 ここまでくれば、帰りは県道53号までNTTの道路があるのでスムーズに降りられるだろう。

 
 元に戻ろう。荒れてはいるが、問題なく「林道 戸屋平宇曽河内支線」はふるさと林道に接続した。  
 面白い林道走行だった。しかし、よく考えたら、崩落は臼杵側ではなく佐伯側だった。いろいろと難しい面もあるかと思うが、復旧を願うものである。  
 さあ、湧水を汲んで佐伯に帰ろう。「林道 戸屋平宇曽河内支線(佐伯市)崩落の跡」は以上である。  
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