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林道の旅人
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播磨谷林道(佐伯市) 


林道ライダーの聖地 佐伯市の黒沢ダム周辺を旅した。
今回は播磨谷林道である。

林道ライダーのメッカ、黒沢ダム周辺には、若山谷林道系と播磨谷林道系がある。先に若山谷林道系を旅したので、今回は播磨谷林道計を旅することにしよう。仕事が終わった午後のある日、バイクを黒沢ダムにむける。
黒沢ダムは堅田川の治水のために作られたダムで、佐伯史を紐解くと、ここから下流は水害が激減したと記されている。
今回は播磨谷林道である。主宰は昔、ここの詳細な地図を持っていなかったので宮崎県境を越えて北浦を彷徨ったことがある。播磨谷林道が宮崎県境に向けて延びるため、下る先を間違えると国道388号を経由して、蒲江町に行くことになる。ぽかぽかの日差しの中、蒲江町のリアス式海岸を辿るのも素敵だが、夕方から夜にかけて畑野浦トンネルや青山の轟トンネルを越えて佐伯市に帰ってくるのはちょっとなものがある。
今回は、宮崎県に下りないようにマップと照らし合わせて走ることにしよう。某所から手に入れた林道網図がお供である。
黒沢ダム事務所の前にある案内標識。前回は右に入ってダムを越えていったが今回は左に分岐を進もう。左の方向はダム。また機会があれば渡ることにしよう。
播磨谷林道がすぐはじまるかというとそうではない。この黒沢ダム周辺は佐伯市の市道なのだ。おそらくは、市道「播磨谷線」なんて名前がつけられているのだろう。
アスファルトの市道が延びる。さあ、旅の始まりだ。左は崖、右はダム湖だ。この市道はダムのむこうを走る市道「若山谷線」と対を成している。
ガードレールから下を覗き込んだら、湖面に反射する光が見えた。この市道はダム湖ぎりぎりを走っているらしい。
道は奥に向かって延びていく。走りながら考える。ダムの左側(播磨谷方向)で仕事をしていて、ダムの右(若山谷方向)で仕事をする必要がある人は、一度ダムまで戻る必要があるのだろうか。林道とは林業の利便を図るためのもの、そんな無駄をするわけがない。とすれば、いずれ、播磨谷から若山谷に向かう林道や市道を眼にすることになるだろう。少し楽しみである。
枯葉が路肩に積もっているので道が狭くなるが、大型トラックなら余裕で通れる幅がある。離合するのは少々骨がおれるやもしれない。
道はダム湖の形に添うように進む。湖側が伐採されているようで道は明るい。市道ではなく林道と言ってもいい雰囲気だ。秋風の中、ぽくぽくと走るのは気持ちが良い。
木々が両側から迫ってくる。しばらく薄暗い道を走っていたら開けた場所が見えてきた。なんだろう。
作業道か、登山道のようだ。この傾斜なら登山道かもしれない。
いや、整備されている道の状況から作業道のようでもある。愛車はオフロード車であるが、この傾斜は登るのが難しそうだ。トライアル車なら登っていけるだろうが、XL−250Rパリダカ仕様には無理だろう。できないかも知れないがと思うが安全第一である。ばかをするのはバイク屋さんがついてきているときにしよう。
本線にもどろう。平坦なダム湖周遊の道である。もしかしたら、もう林道に入ってしまっているのかもしれない。軽快な道である。
しばらく走ると橋の袂に林道標識があるのが見えた。ここまでが市道である。橋から向こうは林道である。ここには、立ち入り禁止の標識は無い。誰でも通行できる林道なのだろう。
秋の枯葉色の背景の中、新緑の緑地の林道標識が新鮮だ。

播磨谷林道である。林道マークがいい雰囲気だ。
近くに林道標識のような木の柱が見える。もしや....。
やはり、そうであった。「播磨谷林道」 「自動」 「巾」 の字が見える。おそらくは播磨谷林道 自動車道 巾員 と書いていたのだろう。木の標識から金属の標識に役目を譲ったあとは、自然の中に消えていくのだ。歴史を感じる。
境界の標識を発見した。市道上黒沢線終点とある。どうやら、この市道は播磨谷線ではなく、上黒沢線というらしい。ここで佐伯市の市道から国の管轄に移る。ちなみに国有林の中を走る林道は県の管轄となる。
裏側には播磨谷林道起点とある。さあ、林道を旅しよう。
アスファルト舗装の林道である。いざ、参らん。


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