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林道の旅人
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林道 彦岳線 佐伯市

林道 彦岳線は素晴らしい景色の林道だった。

広域基幹林道 尺間山線を走ると、開通記念の碑が見えてくる。ここから広域基幹林道 尺間山線は佐伯市の管轄を外れ、津久見市へと管轄が移って行く。そして、ここが林道 彦岳線の始まりでもあるのだ。


広域基幹林道 尺間山線(佐伯市側)は ここから どうぞ。
広域基幹林道 尺間山線(津久見市側)は ここから どうぞ。
広域基幹林道 尺間山線と直交する形で接続するので、ここはT字路を形成している。
いろいろな案内が立ち並ぶここは、交通の要衝かもしれない。古い林道標識がある。下の3文字は弥生町と読めるが、上はよくわからない。中央部のかすれた文字は「者」のように見える。そうなると、ここは林道設置者 弥生町となるのだろう。
もう一面は 平成元年開設と読める。結構古い林道だ。
延長 3740米 幅員4.0米と読める。林道標識に擦り寄るように読むので、知らない人が見たら驚くやも知れぬ。ふむ。3740mなら、こちらから佐伯市に戻るのがいいだろう。

しかし、この先行き止まりともある。もしかしたら行き止まり林道か。
こちらはかすれていない。ここが起点であるなら、行き止まりが終点というわけだ。どうしても通れなければ、尺間山線を津久見に走ってもいい。
そばに新しい林道標識が立てられている。さすがに字が掠れてしまったのでは役に立たないと考えたのだろう。おや?林道 彦岳線は終点となっている。しかも着工が昭和54年 竣工が平成9年とある。平成元年に開設したのに竣工が平成9年とは??
幅員は4.0m。しかし延長がおかしい。11742mとある。古い林道標識では3740mだった。何が起こっているのだろう。

実は、最初は行き止まり林道であった彦岳線は、工事で11742mまで延長され、佐伯市と接続する林道となっていたのだ。管理者が佐伯市となっているので、行き止まり情報は古いものだと判断しよう。
ここで、気をつけておかなければならないことがある。これまでの林道は市や県、国の土地を走るものだった。だから、林道の脇でテントを張っても問題はなかったのだが、ここからは「民有林」を走る林道なのだ。林道の脇は民間が所有する土地である。勝手に入り込むのは問題発生となるのだ。

注意が必要である。雉撃ちやお花摘みに行くのも大変かもしれない。
雉撃ちやお花摘みがわからないという方、雉を撃つにはしゃがみ込んで近寄ることから、男性がしゃがんで用を足すときに使われる山言葉だ。え?鉄砲を持っていないって?嫌だな、君。頑丈な鉄砲を一丁そこに持っているじゃないか。

ちなみに女性が用を足すときもしゃがむのだが、ここは雉を撃つのではなくお花摘みに行くと可愛らしくいうわけだ。

まあ、トイレに行きますと言って、登山道から外れるなんて恥ずかしいわけで、ちょっと雉撃ちに行ってくるよといえば、ああそうかいとなるわけだ。お花摘みに行く女性に、僕もなんていったら引っ叩かれること間違いなしだ。


どうも、寒さで馬鹿になっているようだ。気を取り直して出撃だ。
林道の規模は、広域基幹林道と大差はない。走りやすい舗装林道である。しかし、尺間山と彦岳。登山をするものにとっては憧れの名山である。地図上ではつながっていないようなのだが、林道で接続されているとなると一日で両方の山をやることができる。しかも普通車が走れる道路つきとなると、移動手段も確保できる。いい話だ。
ゆっくり下る林道は走りやすい。日向を走るとほかほかして気持ちがよいが、日が陰った場所だととても寒い。防寒対策はしているが、この寒さ、長時間体験したくない。
しかし、誰にも会わない。年末のこの時期にうろうろしているのは主宰だけかもしれない。
なだらかな勾配のある林道。どうも山の尾根を走っている様な感じだ。
お、右に分岐発見。新しい林道だろうか。
林道 彦岳支線だ。この位置から分岐するとなると、おそらくは床木あたりにおりるのだろう。食指が動くが、これは次回の楽しみに取っておこう。


林道 彦岳支線は ここから どうぞ。
本線に戻る。しばらく走るとT字路に至った。あれ?林道標識だ。
掠れて読めない林道標識を、しげしげと眺める。林道 竹ノ河内線 起点と読める。林道管理者は弥生町のようだ。それ以外の情報は得られない。


林道 竹ノ河内線は ここから どうぞ。
しばらく走るといきなり碑が現れた。慰霊碑だろうか。用心しながら近づくとなにやら漢字が彫られている。一面の漢字だ。たぶん、これは漢詩と呼ばれるものだろう。なぜここに漢詩の碑があるのかはわからない。
ふと下界を見て主宰は息を呑んだ。あれは大入島だ。素晴らしいまるで手に取るように見える。この碑のところは素晴らしい眺めだった。
作ったのは第8代佐伯市長 佐々木博生とある。どうやら、この絶景を詠ったようだが、ううん、無線屋に漢詩はお門違いだ。いやもしかしたら、漢文かもしれない。

専門にやっている方、解読していただけると...。
XR100の向こうに広がる景色。雄大さがわかるだろうか。いや、この画像では見た雄大さを伝えることが出来ない。やはり、これは生で見ていただきたい。それほどの景色なのだ。
しばし景色を堪能して林道を見ると、上り口に門がつけられているのが見えた。
彦岳の登山口だ。なかなかおしゃれな門である。、こんなウエルカムゲートを見るとついのぼり始めたくなってしまうではないか。
横の案内図を見てはっとする。これはけっこうなのぼりがある。時間もよくない。午後3時といえば、下山が完了する時間だ。今からのぼるなど遭難しに行くようなものである。
登山者へのお願いはもっともだ。無理は出来ない。しかし、彦岳ウオッチングはいい。こんな情報を持って登山すれば、山頂での楽しみが増えるというものだ。機会があったらのぼりたいものだ。
登山口に別れを告げて本線に戻る。
気持ちのよい林道を走る。右側は絶景が広がっている。こりゃたまりませんなあ。
こんな絶景には展望所が必要と考えていたら、前方2時の方向になにやら現れるではないか。
さりげなく展望所が現れた。さすが、佐伯市、つぼを押さえていますな。

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