県道53号から石峠山のテレビ塔を目指す。 |
県道53号を一般国道10号から分岐し走る。 | |
途中で、「ふるさと林道」が分岐するが、余所見をせずに「山部」へ進む。 | |
県道53号というより、林道という感じである。 | |
途中、森林基幹道 吉四六線の開設工事現場がある。 | |
この標識は、まだ野津町である。林道自体は昔からあるようだ。 | |
林道によりみちをせずに進む。 森林基幹道 吉四六線に行きたい方は、 ここから どうぞ。 |
|
木々の間から漏れる初夏の日差しがなんともいいかんじだ。 | |
気持ちよくツーリングを楽しむうち、標識を見つけた。この先で分岐なのだ。 | |
いや、地形学から言えば、確かにそうなるのだが...。不親切極まりない標識である。ちなみに、この標識の有る山の名前は、「はいたて」山である。面妖な名前であるが、佩楯=灰立であると地域の方から聞いたことがある。のろしを上げる場所であったという話だが。 | |
分岐の左右である。 |
|
今回は、佩楯山に行くのではない。石峠山に行くので、左をチョイスしよう。県道表示が、左が県道というように立てられている。実は、こっちが県道53号である。 | |
県道は険道になってきた。しかし木々の中を走るのは気持ちがいい。 | |
道は上りのままだ。中央部の緑色はコケである。これの上でブレーキを掛けると素敵なことが起きる。運が悪ければ走行不能になる。まあ、コケちゃんマークがつくというやつだ。 | |
いきなり視界が開けたどうやら伐採が終わった後に出たようだ。ここで枝の処理をして運びだしたようだ。かなりの枝が散っている。この枝を蓄えておけば、冬のストーブに使えると思うが、多分、これは何かに使うのだろう。勝手に持ち帰ると窃盗罪である。 | |
林業機械が入ったところを一気に刈り取ったような感じだ。 | |
伐採の後を上っていくと、なにやら分岐のような。 | |
三叉路だ。さて、石峠山は...と。 | |
見事に右を示す看板群。石峠山の案内はない。 | |
実は交通標識の下に,有志の方による案内板が設置されている。簡素な案内だが、必要にして十分な情報が表示されている。さあ、左に行こう。 | |
おや?通行止めの標識だ。実は、ここはNTTの管轄の道路なのだ。鎖で制限されていない上、速度規制が20キロとある。自己責任による進入は可ということで、進入開始だ。 | |
結構使われているようだ。 | |
ダートではなくコンクリート舗装の上に落ち葉が積もっている。一番やっかいな状態だ。 | |
しばらく走ると標識が見えてきた。林道標識だろうか。 | |
大阪府に本社の有るNTTコミュニケーションズが借り受けているという表示だ。 | |
国有林名は「向山国有林」の57ロ林小班だ。道路敷として0.0459haを国から借りているという表示だ。 | |
しばらく上ると頂上に近くなったようで、開けてきた。 | |
これがNTTの中継?テレビ塔?なにやらこじんまりとしている。 | |
局舎もこじんまりとしている。お?何か標識がついている。 | |
これは行政用だ。本匠村石峠山中継所となる。アンテナの形状からすると140MHz帯あたりだろうか。 | |
佐伯市消防の中継のように見える。佐伯市は150MHz帯域に1波と153MHZ帯域に1波の消防無線割り当てを受けている。双方向レピータシステムを構築しているので、本部と移動が通話しやすいようになっているのだ。 | |
目を左に向けると大きな局舎が見えた。これがテレビ塔なのだろうか。 | |
ここはNTTコミュニケーションズの石峠無線中継所だった。 | |
しかし局舎の上にはアンテナもタワーもない。 | |
わざわざ山頂の部分に設置しているのにアンテナのない建物は妙である。分岐があったので、そこから散策といこうか。 | |
しばし、うろうろしていると鉄塔が木々の間から見えた。 | |
ああ、あった。マイクロ波のパラボラが四方を向いている。ここは中継の要衝とみた。とすると先ほどの建物は制御室かなにかのようだ。何本か立っているのは避雷針か放送用アンテナか。他には鉄塔は見当たらなかったので、ここがテレビ塔だと判断する。 | |
ちなみに、このパラボラのある建物の入り口は鎖で厳重に封鎖されていた。やはり重要な建物らしい。以上で石峠山テレビ塔、その他を終わる。 ネットで石峠山を検索すると、その他に多くのパラボラアンテナが設置された鉄塔があるようだ。また日を改めて攻略といこうか。 |