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林道の旅人
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その他林道 仲野線(臼杵市野津)

 この林道はオフロードバイク以外での攻略はお勧めしない。

佐伯市と隣接する臼杵市野津。県道53号から分岐する「その他林道 仲野線」を旅する。ここは臼杵市の林道だが「道」ではない。がれがれが大好きな方にささげたい「難易度D」の林道である。


2012年6月初旬、愛馬XR100改の足回りを強化したので、かねてから狙っていた林道「仲野線」を攻略することにした。

佐伯市から一般国道10号を大分方面に北上する。
中の谷トンネルを過ぎてしばし、臼杵市野津を走る。お目当ては県道53号。ふるさと林道への分岐だ。
分岐には「戸屋平湧水」の看板がある。ちょうどカーブの中途から分岐するので、この看板はあまり見やすいとはいえない。国道の上に表示されている「ふるさと林道」を目印にするとよいかもしれない。
県道53号は生活道路である。結構、交通量は多い。
しばし、のんびりと走る。ここは歩行者もたくさんいるので、飛ばす場所ではない。
さあ、分岐だ。赤い丸印部分の標識が見えたら速度を落とそう。ここからワイルドな旅が始まるのだ。
丸印部分を拡大。ここは3差路となっている。いつもは右に進路をとり、ふるさと林道に至るのだが、今日は左折である。
ここからは臼杵市の市道である。ゆっくり走ろう。
ゆっくり走るうちに道がだんだん狭くなってくる。
いきなり分岐のような道が現れるが、これは民家への入り口である。右(直進)といこう。
山間の道に沿って集落が広がっている。
右に獣侵入防止柵が広がる。この高さというのは鹿?それともサル?
この建物が見えたら注意である。林道はすぐそこにあるのだ。
ここが林道標識。
その他林道 仲野線とある。延長は...。
4878mと読める。

まわりをぐるっと回ってみよう。表示はないようだ。
こちらの面には何かが書かれていたようだが、読み取ることはできない。あるいは、ただの汚れの跡かもしれない。
もう一面には「起点」とある。さあ、攻略を開始しよう
さあ、出発しよう。
難易度Dと脅かした割には平坦な道が続く。
材木を切り出して積み上げている。ここは出荷のための集積所なのだろう。だんだん林道らしい風景になってきた。
実は林道起点から数キロは、平坦な道が続くのだ。舗装林道なら帰ろうっと言わないで欲しい。
しばし走ると橋がありT字路になっている。ここは左折である。右折方向は侵入できない。
左折する。まだ舗装路はつづく。かなり山奥にいるのが川の様子でわかる。大きな岩が連なっている。
ところどころでダートと舗装路が入れ替わる。
だんだん道が荒れてきた。しかし、オフロードなら楽勝である。
フラットダートだ。こんな林道なら、難易度A。オンロードでも楽しく走行できるだろう。
その他林道 仲野線は勾配を強めながら山の中に入っていく。
おや?だんだん路面が荒れ始めた。路肩も崩れているようだ。

どうやらこのあたりから利用されていないようだ。雨でえぐれた跡がトレースをむずかしくする。
お待たせしました。難易度Dの「その他林道 仲野線」、本編である。
 ご注意

ここからの進入については、自己責任である。主宰は単独で進入しているが、何かの場合に備えて無線機と携帯電話、緊急用バイク修理キット、救急セット、非常食セットなどを持ち込んでいる。友人にここを攻略する旨を伝えていることはいうまでもない。できれば数名のパーティをそろえてから進入されることをお勧めしたい。ここは林道であるが、「道」ではない。
 


     了解して 進む        いや、もう見ないで帰る

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